2豪人、中国で覚醒剤密輸容疑裁判

1人に死刑判決、1人は審理開始待ち

 オーストラリア人男2人が、中国からメタンフェタミンをオーストラリアに密輸出しようとして逮捕され、1人には死刑判決が出ており、もう1人は裁判開始待ちと報じられている。

 ABC放送〔電子版)が伝えた。

 QLD州出身のイブラヒム・ジャローと出身不明のオーストラリア人、ベンガリ・シェリフの2人は2014年6月に広州空港からオーストラリアに向けて出国しようとしたところを逮捕されたが、これまで2人の逮捕や起訴は秘密にされていた。

 ABC放送によると、シェリフは「アイス」の原料になる違法薬物の密輸現行犯で死刑判決を受けたが2年間服役態度が良ければ終身刑に減刑される。一方、ジャローの裁判はまだ始まっていない。中国では違法薬物関係の容疑でオーストラリア人が何人か逮捕されているが、中国の司法制度では容疑者や受刑者の情報が明らかになりにくい。

 2人の逮捕起訴がオーストラリア国内で明らかになったのは、男3人が中国から違法薬物を輸入しようとした事件の予審がメルボルンで開かれたことによる。QLD州のサム・コンバ、フォデイ・カマラ、メルボルンのウェディ・ベンボの3人が起訴されている。2013年12月に税関局がインドからの2kgのヘロインを発見したと連邦警察(AFP)に通報があり、この通報に基づいて3人の周辺の盗聴監視が始まった。その過程で広州から男2人が運び屋として違法薬物を運んでくる計画が突き止められ、AFPは広州に駐在しているAFP職員に連絡した。ABC放送は、この情報は中国当局には伝えられていない模様としている。

 この3人の予審でジャローとシェリフの名前が現れたと報道されている。
■ソース
Australian man sentenced to death in China for trying to smuggle methamphetamine to Australia; second man awaiting trial

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