ネパール地震で初めて豪人死者確認

メルボルンの女性、エベレスト登山中

 ネパールのM7.9の大地震の被害は、捜索が進むにつれて犠牲者が増えているが、オーストラリア人の死者が初めて確認された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ネパールに滞在しているオーストラリア人はまだ大勢連絡がついていないが、死亡が確認されたのはメルボルンの2児の母、レヌ・フォテダーさん(49)で、地震前にはエベレスト登頂ベース・キャンプで目撃されているが、地震後は消息が途絶えており、友人、家族らがソーシャル・メディアを通じて消息をつかむために懸命の努力を続けてきた。ABC放送がトレッキング会社、ドリーマーズ・デスティネーション社に連絡を取り、同社がフォテダーさんの死亡を認め、遺体をカトマンドゥに運ぶ手配をしている。

 ソーシャル・メディアでのプロファイルによると、フォテダーさんはカシミール生まれで、オーストラリアに移住、ウロンゴン大学でMBAを修得した後、2005年にメルボルンで事業を始めた。その後、家族と共にスイスに移住し、行動科学とホリスティック・ヒーリングを中心にした事業を経営していた。

 4月25日、強烈な地震の揺れが引き金となって雪崩が発生、さらにM6.7の余震でエベレストでも雪崩が相次いだ。エベレストのベース・キャンプにいた18人は死亡が確認されており、エベレスト登山史上最悪の事態になった。1年ほど前の雪崩ではシェルパ16人が死亡しており、エベレスト登山が予定を早めて閉山された。ネパール全土では死者がすでに3,800人を超えており、政府は、「5,000人になるかもしれない」と暗い予想を発表している。

 ジュリー・ビショップ外相は、「9人からなるクライシス・レスポンス・ティームをネパールに派遣した。ネパール国内にいるオーストラリア人に援助を行う」と発表した。
■ソース
Nepal earthquake: Melbourne mother Renu Fotedar killed in Mount Everest avalanche

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