ヤングの自損死亡事故に新しい証拠

逆走車を避けて路肩に転落衝突

 今年1月19日午後2時過ぎ、NSW州中南部ヤングの町から南東に20kmほどの道路で娘3人を連れてナリッサ・フォックスさんが運転していたニッサン・パルサーが路肩を転がり落ち、立木に激突した事故でフォックスさんは死亡、3人の娘も重軽傷を負った事故はフォックスさんが運転を誤った自損事故と見られていたが、9歳の娘、クロエちゃんは、「黒い車が自分たちの方に向かってきた。気がつくと路肩の堤を転がり落ち、木に衝突して止まった」と証言していた。最近、警察に届いた匿名の手紙でクロエちゃんの証言を裏付ける内容が得られたと発表されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 クロエちゃんは事故以来、黒い車のことを繰り返し話しており、祖母のジェニファー・シュミットさんはクロエちゃんの思い違いだろうと何度も訂正させようとしたが、クロエちゃんはずっと黒い車のことを言い張ってきた。また、立木に衝突して車が止まった後で後の窓から見ると、黒い上下の男が路肩に立って見下ろしていたがしばらくすると車に戻って走り去ったとも証言している。クロエちゃん、12歳のエリーちゃん、15歳のミカイラさんは車から抜け出て、通りがかりの車に助けを求めた。フォックスさんはキャンベラ病院に空輸されたが病院で死亡した。

 5月19日、アシュリー・ホームズ警部が、「事故から2か月後、ヤング警察署の私に宛てて匿名の手紙が届いた。クロエちゃんの証言を裏付ける内容が書かれていた。また、車にはルーフ・ラックが取り付けられ、Pプレートを付けて、若い男が運転していたと書かれていた」と語っている。また、「この手紙を書いた人物には是非警察に来て知っていることを話してもらいたい。3人の子供が母親を失ったのだ。何が起きたのかをはっきり知らなければ過ぎたことにはできないだろう」と語っている。

 事故当時、フォックスさんと3人の娘はシドニーからヤングに転居する途中だった。今はヤングに落ち着き、普通の生活に戻ろうとしている。ジェニファーさんは、「黒い車を運転していた男性には名乗り出て欲しい。まだ若い人のようだし、事故だったのだろう。その人生を破滅させようとは思わないが、何が起きたのかを話してほしい。そうすれば、事故を過去のことにすることができる」と語っている。
■ソース
Anonymous letter indicates involvement of black car in fatal Young crash

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