シドニー上水道水源、放水開始に

最近の大雨で満水状態に

 シドニー首都圏西部、ブルー・マウンテンの下流にあるワラガンバ・ダムはシドニー市民の貴重な水源で、かつては渇水が続き、シドニーでは水の使用制限も繰り返された。しかし、最近には何度かの大雨で満水状態になることがあり、その度に下流のネピアン川、ホークスベリー川で沿岸部に洪水警報が出されている。

 8月26日のシドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は、ワラガンバ・ダムが満水状態になり、放水を始める予定を伝えている。

 2年ぶりの放水は26日夜間または27日早朝から始まり、気象庁(BoM)では、下流に軽い洪水が予想されると発表している。

 26日午後にはワラガンバ・ダムの上流ブラゴラング湖は放水水位から1.2m低いだけという状態で、ブルーマウンテンの山間部に降った雨が流れ込んでくるため、今後さらに水位が上昇すると見られている。同湖に流れ込む河川の一つ、ウォロンディリー川集水域では26日午前9時までの48時間に160mmの雨が降っている。また、ネピアン・ホークスベリー峡谷では170mmの降水があり、ネピアン・ダム、エイボン・ダムも放水を始めるため、軽い洪水警報が出ている。

 州緊急救援局(SES)では、「低地に置いてあるポンプなど移動器具と家畜を高台に移動するよう」呼びかけている。ワラガンバ・ダム放水による洪水は2012年3月規模と発表されている。

 ペンリスでは27日正午頃には水位が5mのピークに達する。また午後6時頃にはノース・リッチモンドで8mに達する見込み。その3時間後にはウィンザーでも約6mの洪水になる。
■ソース
Sydney weather: Warragamba to spill, trigger Nepean Hawkesbury flooding

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