ワクチンすり抜け、インフルエンザ流行

NSW州でB型、子供と高齢者要注意

 今年の冬の寒さは緩み始めているが、NSW州ではB型インフルエンザ患者が急増していると報じられている。このタイプは今年のワクチンには含まれていなかったもの。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 感染症と免疫学の専門家は、子供と高齢者は特にウイルスの影響を受けやすいため、インフルエンザの症状が出れば直ちに医師の診察を受けることを勧めている。また、NSW州保健局の統計でもB型インフルエンザ患者の数は昨年をはるかに超えている。

 また、全国的に見ても、6月末までのB型ウイルス感染者は、インフルエンザ患者総数の3分の2を占めている。また、このウイルスの症状は比較的軽いが子供の場合には重くなる可能性もあるので特に注意が呼びかけられている。インフルエンザで病院に来た子供の16%がそのまま集中治療室に運ばれており、大人の6%をはるかに超えている。

 免疫専門家によると、国の財政で補助を受けているインフルエンザ・ワクチンは、B型では1種類しかカバーしておらず、実際に流行している2種類には及ばない。また、インフルエンザ・ワクチンはウイルス株が違ってもある程度免疫効果があるが、ワクチン接種を受けている人でもB型インフルエンザを発病する人は多い。

 また、インフルエンザの抗ウイルス剤の効果には疑いを示す人も多いが、症状が出始めてから24時間から48時間以内なら効果があるとも言われている。B型インフルエンザの症状の特徴は、まず筋肉痛を伴うこと。子供の場合、歩くのも困難な場合もある。

 NSW州保健局によると、州内のナーシング・ホームなどで8人のB型インフルエンザ患者が出ている。
■ソース
Surge in unusual flu cases prompts warning from doctor

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