NSW州中部海岸地域で雹嵐荒れる

停電・洪水や車のスリップ事故続出

 9月17日、シドニー首都圏でも冬が戻ったように冷え込んだが、中部海岸地域では雹が降り、電線が切断されたり、路上に積もった雹に車が乗り上げてスリップし、運転不能になる事故が続出した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州緊急救援局(SES)は、中部海岸地域とハンター地域で100本を超える救援要請電話を受けており、洪水からの救助を求める電話も6本あった。報道では10cmから20cm程度も積もったところもあり、車のスリップ事故を除けば、子供達がスノーボードで遊ぶ姿が報道された。

 SESのスポークスウーマン、ジェニファ・フィンレイ氏は、「もっとも被害の大きかったのはメイトランドとワイオングで、グラフトンから中部海岸にかけての北部海岸地域を通過した雷を伴う雹嵐の被害対策に大わらわだ。所により大型の雹、大雨、局地的な洪水、強風の被害があった。バトー・ベイではショッピング・センターの屋根が一部崩れ、客、店員らが避難し、負傷者はない模様」と発表している。シドニーの州消防救援局も消防車と洪水救助班員を被災地域に派遣した。

 北部海岸地域のグラフトンでは競馬場で開かれていたサラブレッド・レース中に大粒の雹が降り、フィニッシュした騎手が馬を囲いに戻そうとしたところ騎手3人とコース役員1人が馬に投げ飛ばされた。この事故で騎手と役員1人が負傷し、2位に入った競馬馬のビュー・ブロックが驚いて暴れ、柵に突っ込んで頭をケガしたため安楽死させられた。

 道路ではツンビ・ウンビで車10台の玉突き衝突が発生した。また、電力企業オースグリッドでは、バトー・ベイとツンビ・ウンビであわせて1,200戸が停電したが、その後復旧している。
■ソース
Hail storm blankets NSW Central Coast cutting power, causing icy road conditions

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