通貨10進法とドル・セント導入50周年

5セント貨も1、2セント同様廃止か

 2月14日は、通貨がポンド、シリング、ペンスなどイギリスの単位から10進法かつドル、セントに切り替えられてからちょうど50年になる。その間に1ドル、2ドル紙幣が廃止されて、銅アルミ合金補助貨幣になり、材質が紙からプラスチックのマイラーになり、さらに1セント、2セント銅貨が廃止された。今度は5セント硬貨が廃止されるかも知れない。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月12日、オーストラリア造幣局のロス・マクダイアーミッドCEOは、来年頃に50セントの図案を変えると発表した。ただし、20セント硬貨と間違えないよう12角形という形は変わらない。

 さらに14日には、「マクダイアーミッドCEOが、5セント硬貨も廃止が近づいている。5年か10年後にはもう製造中止になるだろう。過去5年で5セントの需要が半減している。次第にその役割が薄れ、使われる機会が減っていくことだろう。オーストラリアの通貨も進化し続けている。補助貨幣の需要は約25%低下している。カードや電子決済などのテクノロジーに拠るところが大きい。しかし、昨年には需要が増えていた。また、ヨーロッパでは補助貨幣の需要が過去何年間かで5%増えており、まだ、国によって違いがあるようだ」と語っている。

 また、造幣局では、10進法採用以前の補助貨幣のデザインを再現した半ペニーからフロリンまでの流通補助貨幣を発行する計画も用意している。

 マクダイアーミッドCEOは、「10進法採用とドル・セント導入はオーストラリアがイギリス帝国との結びつきをほどき、独立国としての意識を獲得していく道筋の一つだった」と語っている。

 1965年2月以来、造幣局は150億ドル近い補助貨幣を製造してきた。
■ソース
Five cent coin on chopping block as Australia marks 50th anniversary of decimal currency

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