豪大陸中央部でマグニチュード5.9の大地震発生

震動はウルルでも体感されたが、人里離れており、被害なし

 5月21日未明、オーストラリア大陸中央部でマグニチュード5.9の大地震が観測された。アメリカ地質調査所(USGS)が発表した。

 WA Today紙(電子版)が伝えた。

 ウルルやその周辺でも震動が感じられた。USGSによると、地震発生は東部時間帯午前4時14分、マグニチュードは6.1、震源地はアリス・スプリングスから460km西南西の地下10kmの位置で、合同オーストラリア津波警報センターによると、南オーストラリア(SA)州のカルジチ(フレゴン)、北部準州(NT)のユララでも震動が報告されている。

 ウルルに住むポール・レネンさんは、「眼をさまして、アパートが揺れているのを感じたが、やがて弱まっていった。その間、15秒程度だった。音も聞こえたが何の音か分からなかった。飛行機の轟音のようだった。朝に町を車で走り回ってみたが見たところ被害はないようだった。地震が起きた時、父が起きていたが、小さい震動の後に大きい揺れが来た」と語っている。エアーズ・ロック・リゾートでも従業員や客が揺れを感じたと報告している。

 オーストラリアの大陸でも時々地震が起きているが、人間がまばらにしか住んでいないため、被害が出ることはまずない。1988年にNTのテナント・クリーク近辺でマグニチュード6.6の地震が起きており、これが最大とされている。住民は、「列車の轟音のような揺れで10秒か15秒続き、地面に幅2m、深さ3m、長さ5kmの裂け目ができていた」と語っている。

 また、最大の被害を出したのは1989年のニューカッスル地震で、マグニチュード5.6の地震が人口稠密地域のニューカッスル付近で発生、レンガ造りの建物が崩れ、13人が死亡、160人が負傷、35,000戸を超える住宅と何千もの事業所、学校などの建物に被害を出した。
■ソース
Magnitude 5.9 earthquake recorded in central Australia

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