Fair Work Commissionの裁定で最低賃金2.4%引上げ

全国180万人に2016年7月1日より$17.70が最低賃金

 法定最低賃金にFair Work Commissionの裁定が出され、2016年7月1日より、現行の1時間$17.29から2.4%引上げられ、$17.70になる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 豪労働組合評議会(ACTU)は、約倍の4.5%引き上げで時間給$18.07を要求していた。この最低賃金が該当する労働者人口は180万人を超えており、週給にすると現行の$656.90から$672.70になる。週給の増加幅は$15.80程度となる。

 Commissionは、総じて堅調な経済風土は、国内最低賃金労働者にごくわずかな賃金上昇の機会となるはず。過去1年、労働市場は比較的堅調で、インフレと賃金上昇率は記録的な低さだった。

 さらにコミッションは、「過去10年間で低賃金労働者の相対的な地位が悪化しており、中には貧困線未満で生活している者もいる」と述べている。

 昨年、コミッションは最低賃金を2.5%引き上げているが、労組は、最低賃金引き上げは、十分に勧めていない、と批判されている。

 豪商工会議所側は、最低賃金の水準を年間1.2%を超えない率に抑えようとしていた。ジェームズ・ピアソン会頭は、「最低賃金引き上げは経営者の負担になるだろう。Fair Work Commissionの認めた2.4%引き上げに比べれば、2016年3月までの1年間の民間部門の賃金上昇率は1.9%にしかならない」と声明で述べている。
■ソース
National minimum wage lifted 2.4 per cent after Fair Work Commission ruling

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る