イプスイッチで民家の裏庭に大きなシンクホール発生

古い閉鎖鉱山の坑道落盤か、しばらくは原因不明

 世界各地で話題になるシンクホールは地面に突然巨大な丸い穴が開く現象で、原因は様々。オーストラリアでは小さいものは水道管の水漏れで道路下の土砂が侵食されて突然崩れることがある。大きいものは閉鎖された古い鉱山の坑道が落盤し、その上の土砂が吸い込まれてできる。

 8月2日、QLD州ブリスベンの西方、イプスイッチの町で民家の裏庭に突然シンクホールができ、徐々に大きくなり、直径8mにまでなった。当局では古い閉鎖された鉱山の坑道地図などを調べている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日午前9時頃、イプスイッチのベーズン・ポケット地区に住むリン、レイ・マッケイさん宅の裏庭の芝生に穴が開いているのを隣人が発見し、マッケイさんのドアを叩いた。

 レイ・マッケイさんは、「二人は退職しているから起きるのも遅い。9時にノックが聞こえたので起きて出たら隣人だった。トマトに水をやりに出たそうで、いい知らせと悪い知らせのどちらが欲しいと聞いた。裏庭に出てみたら、直径1mくらいの穴が開いていた」と語っている。

 水道局に連絡したが、そのあたりには水道管は通ってないという。結局、ポール・ポササリ市長は、「古い鉱山の落盤ではないか。ずっと昔、そのあたりに縦坑があったことが分かっている。今のところ、何が起きたのかは分からないが、この2,3日中には判明すると思う」と語り、さらに、コール・ストリートに25年間住んできたマッケイさん夫婦には、「2人は2011年の水害でも被害を受けた。市は二人を見捨てはしない。自治体の問題とか州政府の管轄だというのではない。みんなが2人を支援しなければならない」と語っている。

 穴はその後直径8mにまで広がっている。一方、天然資源鉱山省は、「その地域の古い鉱山の地図や坑道図を調べている。また、環境遺産保護省とも協力し、シンクホールの水の汲み出しと排水についても最善の方法を考える」と発表している。
■ソース
Sinkhole swallows part of Ipswich backyard; abandoned mine may be to blame

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