8月28日、バランガルーで航空機墜落事故模擬演習

警察、消防、救急各緊急救援人員の出動訓練

 この週末の日曜日、シドニー市内に再開発中のバランガルーで航空機墜落事故の模擬演習が実施される。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 演習では、シドニーのキングスフォード・スミス空港を離陸したボーイング777が離陸時に尾部を滑走路に接触させる「テール・ストライク」事故をしたため、緊急着陸前に燃料投棄を行ったが、キングスフォード・スミス空港に戻る途中でバランガルーに激突したというシナリオで演習が行われる。

 400人以上の緊急救援人員が参加して行われるこの演習では現実の事故の際の心理的影響を再現するため様々な工夫がされており、地面に横たわる機体には大型観光バスが充てられ、ボール紙製のマネキン500体も散乱し、各所から煙や炎が出るという「迫真性」が与えられる。

 郡部消防局(RFS)、SESのボランティア300人が参加し、一般通行人も被害者の家族の役割を与えられることになっている。

 NSW州警察のミック・フラー長官補は、「大勢の犠牲者を出す大規模な緊急事故が起きた場合に緊急救援当局が十分い対応できるかどうかをテストしてみたかった」と語っている。

 NSW州警察は、2015年にも、「NSW州最高裁」で爆弾が爆発したというシナリオで少数のボランティアが協力した。しかし、当局では「もっと複雑な事故状況を想定した演習が望ましい」との要求が強かったため、今回は所要時間約6時間の事故シナリオで行われることになった。今回、国防省や州検視官、他州からもオブザーバーが観覧し、迫真性を増すため、発煙、発炎装置も用意し、参加者に叫び声などもあげてもらい、現実を再現した心理的プレッシャー下での緊急救援人員の演習を設計している。

 演習は午前8時から午後2時まで行われ、警察では、「一般市民は演習現場付近を避けてもらいたい。また、道路通行止めは行わないが、周辺部の渋滞が予想される」と呼びかけている。
■ソース
Fake plane crash at Barangaroo to test New South Wales emergency response

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