NSW州北部海岸地域の住民に避難命令発令

熱帯性低気圧に衰えても今も被害もたらすデビー

 NSW州北部海岸のノーザン・リバーズ地域の河川に沿った低地の町が大規模な洪水に襲われる可能性が高まってきたため、住民に避難命令が発令された。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 3月28日にQLD州北部に上陸したサイクロン・デビーはその後急速に勢力が衰え、熱帯性低気圧になったが、NSW州北部で寒冷前線と衝突しており、河川の多いノーザン・リバーズと呼ばれる地域に強い風雨をもたらしている。

 そのため、河川の増水と周辺低地の洪水が予報されており、3月30日午後にはNSW州緊急救援局(SES)が、サウス・マーウィランバー、コンドン、タンバルガムの町と周辺地域の住民に避難命令を発令し、安全な避難手段があり、安全に避難ができるなら直ちに避難するよう呼びかけ、「避難が遅れれば道路が渋滞または通行止めになる可能性があり、孤立すれば救助隊が出動しなければならなくなる」と警告している。

 また、リズモア・サウス、リズモア・ノース、リズモア市街地域、シンデラ、キングズクリフ、フィンガル・ヘッド、ビランビルの住民にも即時避難命令が発令されている。

 一方、QLD南東部で30日に休校になっている学校は31日も休校が続くと発表した。

 SESは、「この命令は警告ではない。指定地域からの避難は命令であり、その地域にいる者は直ちに避難しなければならない」と発表している。

 また、海岸部では今後24時間は高潮のおそれもあり、地域の警察やSESは、「どんなことがあっても洪水、浸水箇所には車でも徒歩でも横断しようと考えないこと」と警告している。
■ソース
Northern NSW residents ordered to evacuate amid flood warning

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