NSW州北部海岸地域に洪水警報発令中

サイクロン・デビーから2ヶ月半、復旧間もなく

 2ヶ月半前、QLD州を襲ったサイクロン・デビーが熱帯性低気圧に勢力を弱めた後もNSW州北部海岸地域に豪雨を降らし、記録的な水害をもたらした。

 6月13日、同地域は水害の影響から立ち直る暇もなく、再び気象庁(BoM)の洪水警報が発令されている。

 BoMは、リズモア、コラキ、ブンガワルビンなどでリッチモンド、ウィルソンズ両河川、ビリナジェルでブランスウィック・リバー・バレーの小規模な洪水の警報を発令している。

 また、洪水注意報が、ブランスウィック、リッチモンド、ウィルソンズ、ツイード、コッフス・コースト、オララ、ベリンジャー、ナンブッカ各河川地域に発令されている。

 このロング・ウィークエンドには同地域の各所で300mmを超える雨量が観測され、ニュー・イタリーでは357mm、ヤンバでは315mmの雨量を記録している。

 また、今後2日間にノーザン・リバーズ地域では100mmから150mmの大雨警報が出されている。

 州緊急救援局(SES)では、6月9日から11日までに400本を超える救援要請通話が入ったが、12日夜には1本の緊急電話も入らなかったと発表している。

 SESでは、「現在の気象状況は非常に不安定で、正確な予報が困難だ」と発表している。また、「先の熱低で水害の被害を受け、まだ完全には復旧していない地域にはまことに気の毒だと思う。問題は雨の激しさだ。川に行って水位計を見てもそれはその地域に降った雨の量を示すだけだ。そういう水は比較的澄んでいる。それに対して、上流からの増水は泥を含んで濁っている」と語っている。

 BoMは、「気象状況が不安定になっている原因は、気圧配置が非常に複雑に入り組んでいること」としており、6月14日頃からは気象も緩和し始めると発表している。
■ソース
North Coast NSW braces for floods just 10 weeks after ex-Cyclone Debbie devastation

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