ワールド・ソーラー・チャレンジ、ダーウィンを出走

初日に7チームがトラブルに見舞われる

 10月8日朝、第30回ワールド・ソーラー・チャレンがダーウィンで開かれ、世界から40近いチームが参加、出走したが、間もなく7チームがトラブルに見舞われるという波乱含みのレースになった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このレースはかつてはホンダも出場し、NSW大学の太陽光電池研究室からソーラーパネルを購入していたが、1996年にジョン・ハワード保守連合政権ができると間もなくして同研究への政府助成金が打ち切られ、研究は海外に流出した。また、ホンダも同レースへの参加を停止した。

 ダーウィンの北部準州自治議会議事堂前のスタートは大勢の見物人が熱さと湿度をものともせずに詰めかけ、3,000km南に向かうソーラー・カーを見送った。

 しかし、アデレード大学チームはスタート直後にトラブルが起き、結局、チーム・メートが後押ししてレースに復帰した。そこから数キロの地点、まだダーウィン市も出ていないところでミシシッピ・チョクトウ高校のトゥシュカ・ハシIII号がクラッシュし、レースから脱落した。

 さらに、キャンベラのオーストラリア国立大学、NSW大学のチームもレースカーがトラブルに見舞われ、脱落した。続いて、ドイツ、マレーシア、韓国の車もレースを離れた。

 その間にも、3000km南のアデレードに向かって快調に時速100km前後で進んでいくのはベルギー、スエーデン、日本、それに昨年の優勝者、オランダのヌオン号で、第一チェック・ポイントのキャサリンを目指して南下した。

 チャレンジャー・クラスはフィニッシュまでの時間を争うのに対して、クルーザー・クラスはエネルギー効率や設計においても実際の一般公道車並になるかが審査の対象となる。そのため、エネルギー効率を最大にするために速度も抑え、フィニッシュに向けてゆったりと走ることができる。
■ソース
World Solar Challenge off to a bumpy start as teams run into trouble

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