沈没ナマコ・トロール船、QLD州沖合で確認

乗組員6人依然行方不明、1人救助

 10月16日夜にQLD州沖で7人の乗組員と共に沈没したナマコ・トロール船「ダイアン」号は、1人が奇跡的に救助されたが、残り6人の行方は依然不明のままになっている。一方、ダイアン号は1770(地名、Seventeen Seventyと読む)付近のラウンド・ヒル・ヘッドランド沖2-3海里の海底に横たわっているのがソナーで確認された。

 警察は20日午後6時過ぎに声明を発表して、ソナーでの確認を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 現場では水上警察のボートが警備を続けており、21日朝から本格的な引き揚げ作業に入ることになる。

 ダイアン号転覆沈没当時の乗組員のうち、ルーベン・マクドーナンさんは転覆した船の船腹にしがみついて数時間過ごし、通りがかった船に発見された。しかし、荒天波浪が続いて捜索が難航し、時間の経過と共に6人の安否は絶望的になっていた。そのため、19日からは回収作業に入った。

 行方不明者の家族はチャーター船2隻、航空機1機で捜索に加わり、また1770周辺の海岸で遺留品を捜した。しかし、漁船が海底に沈んでいるのが発見されたことで6人の生存は絶望的になった。

 20日の捜索には船12隻が参加しており、そのうち1隻がソナーを備えていて、海底に横たわる漁船を発見した。

 マクドーナンさんの救助はきわめて幸運なできごとで、マル・プライデーさんと彼の妻、妻の兄弟の3人はボートでパンケーク・クリークに向かって航海していた。その途中、漁船が沈んだと想像される水域から約20海里離れたところでショーツだけの姿のマクドーナンさんを発見した。その前まで、転覆したトロール船の船腹にしがみついていたが、トロール船が沈んでしまったため、単身で海面に浮かんでいた。いくつか幸運な偶然が重なり、マクドーナンさんは妻のサミーさんとグラッドストンで再会できた。
■ソース
Sunken fishing trawler Dianne found by searchers off Queensland coast

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