NSW州警察公安機動隊にM4カービン銃配備

NYEのイベント時のテロ攻撃に備え、米軍制式銃

 12月18日付ABC放送(電子版)は、NSW州警察の精鋭部隊、公安機動隊(PORS)に、シドニーの大晦日の夜の大群衆をテロリズムの脅威から守るため、セミオートマチック軍用アサルト・ライフルを配備したことを報じている。

 PORS隊員47人は、米軍の制式銃になっている高性能コルトM4カービン銃を所持することになる。この高性能銃により、PORSは、ヨーロッパで起きたテロ事件のような自動車を使ったテロ攻撃や刃物による大量刺殺傷などの攻撃にも戦術的に対応できるようになる。

 NSW州警察のミック・フラー長官は、「隊員も通常のパトロール時にはこの銃器を携帯しないが、部隊の車が常にパトロールに随行し、いつでも取り出せるよう、この車両に銃器を用意する。国家的なテロ脅威のレベルに変化があれば直ちに現場の街頭に配備することができる。テロ行為の予防としても、阻止としても、このアサルト・ライフルの使用をためらわない」と語っている。

 現在、オーストラリアの「テロ脅威レベル」は、2014年9月以来「あり得る」段階にとどまっている。

 NSW州政府のトロイ・グラント警察相は、「この銃器を使うような事態が起きないことを望む。しかし、警察が一般社会の安全を守る能力があることを知れば、一般国民も安心できる。クリスマスから大晦日にかけてのフェスティバル・シーズンには、何十万人もの市民が港周辺に集まる。その市民を保護するため、必要とあればいつでもこの銃が隊員の手に行き渡るようにする」と語っている。

 PORSの残り50余人の隊員も2018年中期までにはコルトM4カービンの訓練を済ませ、配給を受けることになっている。
■ソース
NSW Police squad issued with Colt M4 Carbine rifles to protect NYE crowds from terror threat

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