早朝のシドニー首都圏に猛烈な雷雨襲来

涼風も束の間、西部は高温多湿の気象に

 1月9日早朝のシドニー首都圏は猛烈な雷雨に見舞われ、雷鳴にたたき起こされた市民も多かった。

 この雷雨で早朝の気温はぐんと下がったが、ホッとするのも束の間のこと。首都圏西部では再び高温多湿の気象条件が戻って来ると予報されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 雷のデータを気象庁(BoM)、電力、鉱業、航空、保険などの企業に提供しているGlobal Position and Tracking Systems (GPATS)社は9日正午までの落雷回数を4,100回と集計している。

 同社は、落雷センサーのネットワークを持ち、各落雷の強度、位置を割り出すことができる。同社のマレー・チャテリス広報担当者は、シドニーを襲った雷雨は近年最大級だったと語っている。

 ブラックタウンでは民家が焼け、出動した消防署員が高齢女性を救出したが火災原因は落雷によるものとみられている。

 BoMのクレーグ・ライアン当直予報官は、「この急激な気象変化は、タスマン海上空にあった高気圧が、オーストラリア大陸中部から南東にかけて広がっていた低気圧に押されることによって起きた。暖かい空気の塊があったところに冷えた空気の塊が入り込んで来て、しかも空気中の水分がたっぷりあったところだから嵐の状況が発生した」と語っている。

 NSW州緊急救援局(SES)は、ブラックタウンを中心として150件の電話を受けた。主として、倒木、電線切断、民家の屋根の被害などで特にブラックタウンでは屋根の破損が26件あった」と語っている。

 また、州中部海岸地域では1,500戸の民家と事業所が停電している。

 1月9日は、シドニー都心部で摂氏31度、首都圏西部で摂氏37度と予想されており、にわか雨または雷雨が予報されている。ただし、その後は海風が入り込むためシドニー首都圏一帯で摂氏30度を下回ると予測されている。
■ソース
Sydney hit by fierce lightning storm but hot weather forecast to return to the city’s west

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