シドニー鉄道労働者、1月29日スト権行使決定

鉄道当局、スト中止命令を裁判所に請求

 シドニー鉄道労使は賃上げなどの交渉を続けていたが、1月24日、労働組合員が1月29日に予定通りストを実行することを決定した。

 これを受けてシドニー鉄道はスト中止命令を請求する法的措置に出た。

 労働者側は1月25日以降の残業拒否と29日の24時間ストを決定したが、24日には同日午後3時にシドニーのFair Work Commissionにおいて審理が行われることが決まった。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 鉄道市電バス労組加盟の鉄道職員6100人弱のうち、5.93%だけが残業拒否と24時間スト決行を支持する投票をテキスト・メッセージで行った。テキスト・メッセージを送らなかった者は「シドニー鉄道経営者の提示受け入れ反対」と集計された。

 シドニー鉄道使用者側は1月23日に7労組に提示を出しており、年間昇給2.75%、全労働者に$1000の一時金支給、シドニー鉄道職員のオパール・カードの有効範囲を民間バスおよびオンデマンド・バスの他、メトロ鉄道が開通すればメトロ鉄道にも広げることなどが提示されている。

 これらの提示をすべて合わせると、年間3.45%の昇給に相当し、州政府が公共部門賃金上昇率の上限と定めている2.5%をはるかに上回る。

 25日からの残業拒否により、ラッシュアワーの列車運行は8分ごとの間隔から15分ごとの間隔になり、大幅な遅れと混雑が予想される。

 労組の動きに対して、法律事務所のハーマーズ・ワークプレース・ロイヤーズは、労組の決定を待たず、一切の労働争議の停止命令の請求をFair Work Commissionに申請すると発表していた。ハーマーズは、労組の計画しているストライキは法的に「保護」されていないと主張しており、むしろ、法律の境界線をめぐって主張がもつれ合うものと見られている。
■ソース
Sydney train passengers in for major disruptions as workers vote to strike

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