サイクロン・マーカス、ダーウィンを直撃

空港閉鎖や停電などの被害、そのまま南西へ抜ける

 3月17日、サイクロン・マーカスがダーウィンを直撃し、ダーウィン空港が閉鎖になった他、各所で停電、倒木などの被害をもたらした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、暴風雨のさなかにダーウィン港のダイナ・ビーチ・マリーナに係留してあったボート2隻のロープが緩んで、ボート・ランプに衝突し始めたため、NT水上警察が出動し、2人を救出した。1人は呼吸器疾患を患っており、また、ボートの1隻は浸水の心配があるとされている。

 気象庁(BoM)では、ダーウィンでは時速62kmの強風が吹き、瞬間風速は時速126kmに達したとしており、その後、コックス半島を横断し、ダンディー・ビーチを通過して、一旦、チモール海に抜け、さらにウィンダムなどの地域に接近する可能性がある。

 この強風で、ダーウィン市の南東部、クーラリンガでは立木が給油所のガス・タンクに倒れたため、一時は周辺住民を避難させる騒ぎになった。

 また、公共交通機関は完全に運休している。

 今後、サイクロンが南西に移動するにつれて、ダンディー・ビーチ、ガン・ポイントなどで満潮時に通常の高潮をはるかに上回る潮位があり得るため、波浪、洪水が警戒されている。

 ただし、サイクロンはダーウィンを通過中にもカテゴリー2から徐々に勢力を弱めており、18日朝にはワダイの南に移動すると見られている。

 豪陸軍はすでに救援物資の輸送を始めている。また、17日に予定されていたパーマストン・カウンシル選挙は1週間延期された。また、警察は、住民に暴風雨の間、屋内に閉じこもっているよう呼びかけている。
■ソース
Tropical Cyclone Marcus moves past Darwin Harbour, as police rescue two people

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