熱帯性サイクロン・アイリス、再び勢いを盛り返す

QLD州海岸部に強風と大雨の予報発令

 1週間ほど前からサンゴ海洋上にあった熱帯性サイクロン・アイリスは一旦勢力を弱め、熱帯性低気圧になって北西に移動していたが、QLD州ケアンズ沖合で再び勢力を強め、再び熱帯性サイクロンになって進路も南西に変更している。中心は大陸には上陸せず、東に進路を変えると予想されているが、QLD州海岸部で強風と大雨の予報が発令されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 気象庁(BoM)の発表によると、4月2日正午頃にはタウンズビルの北東300kmの洋上にあり、今後最大でカテゴリー2程度まで勢力を強めることもありえると予想されている。

 気象庁の予報では、タウンズビルとサリナの間の地域で瞬間風速時速100km、24時間の降水量は200mmに達する見込みだが、大雨が予想されるのはボウエン、マッカイ、ウィットサンデー諸島、エアリー・ビーチ、ハミルトン島など。また、ローリングストンからセント・ローレンスにかけての沿岸水系周辺には洪水注意報が出されている。

 アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「今週開かれるコモンウェルス・ゲームが注目されているが、緊急救援局や警察、消防局などは現在の気象条件に十分備えている。州北部海岸地域の住民のことを忘れてはいない。サイクロンの影響を受ける可能性のある地域には万全の備えをしている」と語った。

 また、州災害対策本部のボブ・ジー副本部長は、「公共の安全が最優先する。2月後半以降の自然災害で一人の人命を失っていない。この記録をさらに続けていきたいと念願している。緊急機関は万全の備えをしているが、一般市民もそれぞれの身の回り、特に隣近所の弱い人達を責任ある態度で守ってもらいたい」と呼びかけている。

 また、クレーグ・クロフォード消防緊急救援担当大臣は、「ケアンズからロックハンプトンにかけての地域の旅行者も気象条件に十分注意を払い、局地的洪水などを甘く見ないでほしい。特に道路の浸水があれば突っ切ろうと考えないでほしいと呼びかけている。
■ソース
Tropical Cyclone Iris redevelops off Queensland, strong wind and heavy rain forecast for coastal areas

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