シドニー首都圏に夏の暑さが舞い戻ると気象庁予報

内陸の乾いた熱い空気がゆっくりと東進

 オーストラリア大陸内陸で熱せられた乾いた空気の塊がゆっくりと東進しており、4月中旬とは思えない摂氏30度を超える3日間が続くと予想されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 この熱い乾いた空気のため、ブルー・マウンテンなどではブッシュ・ファイア防止の野焼きを行うことになっており、NSW州政府は、4月11日のシドニー盆地一帯の大気汚染が悪化すると発表している。

 都市部では4月9日にすでに摂氏35.4度という例年にない4月最高気温を出しており、気象庁(BoM)によれば、オーストラリア南東部諸州でこれほどの高温記録を出したのは1922年、1938年、1986年だけ。

 4月10日にはSA州東部、NSW州西部、VIC州北西部で4月の最高気温記録ができており、VIC州北西部ミルデュラで39.3度、NSW州西部アイバンホーで39度などに達した。この空気の先端が4月11日にはシドニー首都圏に届き、14日頃まで続くと見られている。15日には4月の平均的な25度にまで戻る見込み。

 シドニー首都圏の今年の4月前半は、例年平均の最高気温22.5度を6度上回ると予想されており、また、NSW州全体を見ても、4月の日中平均気温を4.5度上回ると予想されている。

 ただし、BoMでは、この4月の気象は暑さそのものより、これほど広い範囲で長く続いていることの方が顕著な異常気象だとしており、NSW州西部のダボでは4月上旬に30度を超える日が10日続いており、さらに3日間連続することが予想されている。

 一方、NSW州内陸部では週末に旱天の慈雨が予想されているが、シドニー首都圏では14日に軽いお湿りがある程度と予想されている。
■ソース
The heat returns: Three days above 30C on the horizon for Sydney

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