気象庁、NSW州西部に摂氏47度の予報

シドニー都市圏西部には高濃度のオゾン警報

 1月16日、気象庁(BoM)は、NSW州西部に最高気温摂氏47度を予報。さらにシドニー都市圏西部には高濃度のオゾン発生を警報した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州は強い熱波に覆われて2日めに入り、州保健当局はシドニー都市圏西部に高濃度オゾン警報を発令している。自動車の排気ガスや空調の排熱空気中の酸化窒素が高気温と強い紫外線のため、大気中の酸素と反応してオゾンになりやすい状態になっている。通常の酸素分子は酸素原子2個で構成されているのに対して、オゾンは酸素原子が3個で不安定な一分子を構成しており、容易に分解して遊離酸素1個と安定した酸素分子をつくる。この遊離酸素は非常に活性で直ちに他の分子を酸化させることになる。オゾンは濃度が高いと独特の刺激臭があるが、大気中の高濃度では臭いは感じず、胸痛や咳、気道の炎症などの症状が現れる。

 リチャード・ブルーム環境衛生部長は、「オゾン・レベルは屋内より屋外の方が高いのが普通で、午後から夕刻にかけてもっとも濃度が高くなる。呼吸器系の疾患などのある人は特に注意されたい。また、喘息のある人は噴霧器を常時携帯するように呼びかけている。

 シドニー都心部では気温は摂氏31度、湿度は朝の83%から午後には57%に下がっている。

 都市圏西部のペンリスで午前中に摂氏35.6度、リッチモンドで34.1度を記録しており、最高気温はそれぞれ40度、41度に達すると予報されている。

 16日、リベリナ地域のアイバンホーでは日中の気温摂氏44.6度、最高気温は47度に達すると予想されており、州北西部のウィルカニアではすでに44.8度を記録している。

 ただし、州東部海岸地域は湿度が高いが内陸部では10%から15%と乾燥熱暑の条件が続いている。
■ソース
BOM forecasts 47C in outback NSW as heatwave sparks ozone gas warning in Sydney’s west

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