キャンベラ、M3.1の地震で揺れる

NSW州のサットン、クエンビヤン、ボナーでも体感

 1月18日午前10時頃、NSW州内陸部に位置する連邦首都キャンベラでM3.1の地震が発生した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ジェオサイエンス・オーストラリアによると、震央はACT北部からNSW州境を越えたあたりで、震動はサットン、ボナー、クエンビヤン、ユリアラ、ガンダルーなどでも体感され、レーク・ジョージでも揺れが感じられた。

 また、余震があるものと予報されている。

 ジェオサイエンス・オーストラリアのヒュー・グランビル地震学者によると、M3.1は建物にも住民にも危険はないが、キャンベラ都市部で起きることは比較的まれだと語っている。

 また、「通常はドンと鳴り、トラックや列車がそばを通り過ぎたような揺れを感じるだけ。今回の震源地から50km以内の地域で過去20年間に約100回の地震を観測しており、1年に5回程度は揺れていることになるが、ACTの近くで体感地震が起きるのはまれなことだ」と述べている。

 オーストラリア大陸そのものはプレートの中央に乗っており、年間7cmの速さで北に移動している。しかし、その移動の摩擦で起きる地殻の応力はインドネシアと南太平洋のプレート境界で起きる地震で解放されている。

 グランビル氏は、「今回の地震はキャンベラ地域の体感地震としてはかなり大きいもので、キャンベラの北やスノーイー・マウンテンではもっと大きな地震も起きているが、キャンベラ地域に近いところではほとんど起きていない。M3級と同じ震源地でM1.5の余震が観測された。今後も何度か余震があるものと予想される」と述べている。

 1989年にニューカッスルを襲った地震はM5.6で煉瓦造りのクラブ建物が崩壊し、死者を出したため、建築法が改定され、耐震性が要求されるようになった。
■ソース
Canberra rattled by magnitude 3.1 earthquake in rare event for national capital

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