日曜の夜、シドニーで空模様大荒れ

ブルーマウンテン病院の屋根崩壊

 3月30日の夜、シドニー首都圏一円が嵐に見舞われ、一部の地域ではゴルフボール大の雹が降ったため、屋根や自動車に被害が出た。カトゥーンバにあるブルーマウンテンズ病院では屋根の一部が崩壊するという事故があり、その他の地域でも局地的な洪水や停電も起きた。

 病院では消防署員、警察、救急隊、緊急救援局(SES)などが総出で患者の避難や浸水対策を行った。31日にはバリー・オファレル州首相が病院を視察し、復旧予算を約束した。また、当局が崩れた屋根の被害状況を調べている。また、病院スポークスウーマンは「患者に被害はなかった。被害は診察や病室に使っていない区画で患者がいる区画は全て乾いていて安全だった」と発表している。

 消防局では南はウロンゴンから北は中部海岸地域まで約50件の救援要請電話があり、「浸水、電線破断などがほとんどでウエランでは立木が高圧線に倒れかかるという事故もあった。カトゥーンバのスポーツ・アクアティック・センターでも屋根が壊れる事故があった。センターは浸水で大きな被害が出ている。消防車が水を汲み出し、建物の二次的被害を防いでいる」と発表している。

 また配電会社のエンデバー・エナージー社では、「嵐で停電した地域の復旧作業を急いでいる。プランプトン、ウエラン、セント・メアリーズなどで4,500戸ほどが停電している。雷雨がシドニー首都圏西部を移動しており、1時間前後続いた。そのため、落雷と大雨に見舞われ、送電線が直撃を受けて停電するなどしている」と発表している。

 気象庁は、「気団は時速60kmから80kmほどの速さで、ブルー・マウンテン、ホークスベリー、中部海岸地域を通過した。レーダーはパラマッタ、カトゥーンバ、リッチモンドあたりにかなり強い雷を伴う暴風雨を捉えた。気団は北に抜けた」と発表している。

 31日はシドニー首都圏は軽いにわか雨がある程度と予報されている。(NP)

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