「信号がマレーシア機であることは確実」

首相とヒューストン統括部長に温度差

 WA州パースの北西インド洋海域でマレーシア航空MH370機の捜索を続けているオーストラリアの調査船が断続的にブラックボックス特有の音響信号を受信しており、捜索担当者は、「断続的な信号は消息不明から1か月以上が経過しており、ブラックボックスの電池が切れかけているため」と考えている。

 中国訪問中のトニー・アボット連邦首相が明らかにしたもので、現在の捜索範囲は、パースの北西1,670km、600平方キロの海域で、4月9日には音響ソナーブイが数多く投下された。アボット氏は、「ブラックボックスの所在位置を数キロの範囲内で絞り込めるはずだ。ただし、ブラックボックスの所在位置に自信があっても、4,500m近い海底から同機の残骸を引き上げられることとは別だ」と語っている。

 オーストラリア海軍調査船「オーシャン・シールド」号は今週初め狭い捜査水域で音響信号を受信した。ただし、アボット首相は、「装置の電池が切れるため、信号も弱り始めている。信号が途絶える前にできる限りの情報をみつけたい」としている。

 しかし、アボット氏が上海で「捜索にかなりの発展」を発表した後、パースの合同機関捜索統括センター(JACC)は、統括本部長のアンガス・ヒューストン退役空将の声明を発表し、「私の手元にある情報を見る限り、大きな進展はまったくない。もし、何らかの進展があれば直ちに発表する」としている。(NP)

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