QLD州北部で青年、サメに襲われ死亡

CPRむなしく出血多量で心臓マヒ

■出典
North Queensland shark attack: Vigil to be held for teenage victim Daniel Smith
 ABC放送の報道によると、12月15日、QLD州北部の海でモリ漁をしていた十代の青年がサメに襲われ、仲間の蘇生術を受けたが出血多量から心臓マヒを起こし、死亡した。

 同日朝、ポート・ダグラスの北方、ケープ・トリビュレーションに近いラダー・リーフでモリ漁をしていたダニエル・スミスさん(18)がサメに襲われ、太ももと腕を噛まれた。

 友人らがスミスさんを船に引き揚げ、蘇生術を施しながら2時間離れたポート・ダグラスの岸に戻ろうとした。しかし、出血多量から心臓マヒを起こしたと思われ、ポート・ダグラスのシュガー・ウォーフで待機していた救急隊に引き継がれて病院に到着した時はすでに亡くなっていた。

 漁仲間はソーシャル・メディアで控えめで思いやりのあったスミスさんを追悼する内容を公開した。

 地元警察署のブライアン・プラッツ警部代理は、「スミスさんの釣り仲間に事情を訊くがこのような事故でみんなショック状態にあることは確かだ」と語っている。また、スミスさんを襲ったサメを捕獲することはされておらず、種類も判明していない。QLD州ではサメによる死亡事故は2006年以来初めて。

 ジェームズ・クック大学のサメ研究者、リチャード・フィツパトリック氏は、「現場には何種類かのサメがおり、死亡事故になるサメは必ずしも大きくない。スミスさんではなく、スミスさんが採っていた魚が目当てだったのではないか。種類については噛み跡を調べてみないと分からない」と語っている。

 QLD州の過去のサメ襲撃による死亡事故は、2003年にゴールドコーストのバーリー・レークでボブ・パーセルさん(84)、2004年にケアンズの北オパール・リーフでマーク・トンプソンさん(38)、2006年にノース・ストラドブローク島でセーラ・ワイリーさん(21)が亡くなっている。

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