ウルルに大雨で岩山に大滝

内陸の珍しいできごとに観光客大喜び

 オーストラリア大陸内陸部は荒れ地が広がる乾燥地だということは誰でも知っているが、その内陸にも時折雨が降り、しばらくの間、緑を取り戻す。有名な砂岩の山、ウルル(旧称エアーズ・ロック)は当然ながら降った雨を地下に吸収することができないため、降った雨は一気に流れ下る。その度に目に見えないほどの表面を削り取っていく。ウルルの岩肌の浸食痕が何千万年もの間の「時折の雨」の彫刻を表している。

 ABC放送(電子版)がウルルの雨を報道している。

 報道は、ツアー・ガイドのモニカ・フォスターさんの、「5月30日の朝、雨の音で目を覚ましたが、一日中降り続けていた。毎年2,3度は雨が降る。今年は1月に降った。ウルルを訪れる人で岩山に降る雨を見るチャンスに出会うのは100人に1人くらいだが、30日のように一日中降り続けるというのはもっと珍しい。ウルルはすっぽりと雲に覆われていたし、カタジュタはてっぺんだけが雲から顔を現していた」という話を載せている。

 気象庁(BoM)のアシュリー・パターソン主任予報官は、「30日の午前6時から午後7時までにユララでは10.2mmの降水量があった。毎年今時になると雲の帯が通過する。この雲の帯は同じ日にダーウィンで季節外れの雨が降ったのとは別の気象配置だ。ウルル上空の雲の帯はこの1週間ほどWA州上空にあった雲だ」と解説している。
■ソース
Rain on Uluru a stunning sight for lucky tourists

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