与野党トップ双方の支持率ががた減り

国民に政治全体への不信感との分析

 7月6日付で発表のフェアファクス/アイプソス世論調査で、トニー・アボット保守連合連邦首相とビル・ショーテン労働党党首の支持率がいずれもがた減りしていることが明らかになった。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が世論調査結果を掲載した。

 ショーテン党首は、7月8日には、「労働組合腐敗特別調査委員会」に証人として出席し、オーストラリア労働組合(AWU)書記長期の職場取引などについて証言することになっており、党首就任以来最大の危機とされている。しかし、労働党は一次支持率そのものは微減しているが、緑の党支持率が上昇しており、緑の党支持者は大半がプレファレンス票では保守連合より労働党を選ぶ傾向があるため、二党択一の質問では労働党が優勢になっている。

 二党択一質問での労働党支持率は53%、対する保守連合は47%となっており、アボット首相が解散・選挙に持ち込む事態は遠ざかっている。また、「首相適任者」の質問ではショーテン党首が43%を獲得、アボット首相の39%をわずかに引き離している。

 しかし、ショーテン党首実績満足度は、満足が35%、不満足が55%で純支持率はマイナス20になっている。対するアボット首相の実績満足度は36%で、不満足は59%にも達し、純支持率はマイナス23%とショーテン党首をわずかに下回っている。

 この調査は、7月2日から4日まで、1402人を対象に実施したもの。両党首支持率落ち込みは、国民が政治全体に不信感を持っている証拠だとされている。
■ソース
Bill Shorten and Tony Abbott hit by popularity nosedive: Fairfax-Ipsos poll

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