NSW、サイクリストID義務化政府案

「自転車も免許必要」とゲイ道路相

 昨年、ダンカン・ゲイ道路相は、「自転車にもライセンスが必要と痛感している」と発言していた。NSW州政府は、一定年齢以上のサイクリストに対して写真付きの身分証明携帯を義務づける法案を検討している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 ゲイ大臣は、ドライバー、歩行者、サイクリストのグループを代表する人物を集め、「自転車安全問題円卓会議」を主宰しており、2回の会議の後、出席者は、「政府は、自動車が自転車を追い越す時は一定の安全距離を保つことを義務づける法律の試験実施も考えている」と語った。しかし、政府案はサイクリストに同情的なものばかりでなく、サイクリストが道交法に違反した場合には罰金を現行の$69からドライバーの違反罰金に準じた額に引き上げるとしている。それとともに、16歳または18歳を超えたサイクリストには身分証明の携帯を義務づける法案を検討している。

 円卓会議に出席した団体は、NRMA、自動車事故調査局、バイシクル・ネットワーク、バイシクルNSW、エイミー・ジレット財団、サイクリングNSW、歩行者会議など。

 ドイツで自動車にはねられて亡くなった自転車選手のエイミー・ジレットさんを記念してジレットさんの両親らが設立した財団は、安全なサイクリングのできる道路交通の実現を呼びかけており、2014年にQLD州で成立した「安全追い越し法」をNSWでも実現するよう要求している。この法律は、時速60kmまでの自動車がサイクリストを追い越す時は両者の間に1m以上、それ以上の速さで追い越す時は1.5mの距離を取ることを義務づけている。同時にQLD州ではサイクリストの道交法違反に対しても罰金増額を決めており、NSW州でも同様の措置が取られる見込み。
■ソース
Cyclists to be required to carry photo identification under NSW government proposal

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