中銀、「ネガティブ・ギアリング再考を」

ホッキー財相、反論で必要を否定

 住宅難が叫ばれるシドニーなどの首都圏の事情について、ジョー・ホッキー財相が、「初めての持ち家を買いたければいい給料の入るいい仕事に就け」と発言し、物議を醸した。ホッキー財相は複数の不動産で蓄財していることが知られている。一方、中銀(RBA)が、「政府は、賃貸に提供している住宅不動産に対して税を減免されるネガティブ・ギアリング制度の再考」と呼びかけていたが、ホッキー財相が反論し、政府としてはネガティブ・ギアリング制度再考の必要を認めない」方針であることを明らかにした。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 RBAは、「ネガティブ・ギアリング制度は、住宅ローンなどの借金でまかなう住宅不動産への投機熱を煽ることになる」として、この制度再考を求めていたが、ホッキー財相は、「労働党は、年収8万ドル未満の国民90万人が住宅不動産を手に入れるためにこの制度を利用していることを理解していない。中間所得者が住宅市場に加わるためにこの制度を利用する他ない。また、消費税率引き上げの根拠を説明するのにも疲れた。消費税率引き上げで潤うのは州政府だ。昨日、ダニエル・アンドリューVIC労働党州首相が、『消費税率を上げたり、税対象を広げる考えを支持しない』と言ったが、それでは話は終わりだ。州政府は自分では何もしないでおいて連邦政府から小切手を受け取ることばかり考えている。州収入の23%が消費税だ。金が欲しければ、州政府は消費税率問題の当事者として話し合いに加わらなければならない」と語っている。
■ソース
Joe Hockey dismisses Reserve Bank of Australia’s call for negative gearing review

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