労働党、AFPに「ヘリ私用」捜査要請

ビショップ議長、自党献金イベントに

 ブロンウィン・ビショップ連邦下院議長がVIC州ジーロングのゴルフ場で開かれた自由党の政治献金募集イベントに出席するため、メルボルンからゴルフ場までヘリコプターをチャーターし、経費$5,220余りを公費請求したことが明らかになり、野党労働党だけでなく、保守連合議員からも議長批判が出ていた。ビショップ議長は、「公務のスケジュールをこなすためであり、経費規則の枠内だ」としているが、灰色の部分を避けるため、受け取った経費と追徴金25%を返済すると発表した。しかし、労働党が、「この件は公費制度の乱用にあたり、刑事訴追が妥当」として、連邦警察(AFP)に捜査を要請した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 7月17日、労働党の影の予算相、トニー・バーク議員は、「党のパット・コンロイ冗費監視委員長がAFPあてに、ビショップ議長のヘリ・チャーター経費請求問題捜査を要請する書簡を送った」と発表している。バーク議員は、「ビショップに妥当な理由があるなら国民に向けて明らかにし、同時にAFPにも説明すべきだ」と語った。

 さらに、「しかし、自由党政治献金募集イベント出席が下院議長の公務だというのなら、ビショップ議長が間違っていることは誰にでも分かる」と語っている。

 ビショップ議長は、公費請求額$5227と追徴金$1300を返済したが、公費請求が間違っていたとは認めていない。また、17日には姿をくらまし、キャンベラの連邦議事堂で開かれた、マレーシア航空MH17ウクライナ上空撃墜一周年の追悼式に出席する予定になっていたが、当日には現れなかった。

 ジョー・ホッキー財相は、「公費請求資格の時代は終わった」と繰り返しており、財政節約をうたっている時期にビショップ議長は2週間のヨーロッパ出張に9万ドルの公費請求をするなどしている。
■ソース
Bronwyn Bishop chopper scandal: Labor calls in the federal police

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