連邦下院新議長党議員会議で決まる

首相の専決なしでトニー・スミス氏選任

 8月10日午前、保守連合党議員会議でトニー・スミス議員が連邦議会下院新議長に選ばれ、下院で承認された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 自由党政治献金募金イベントに公費で料金$5000のヘリコプターをチャーターしていたことが連邦議会の冬休み中に報道されたブロンウィン・ビショップ前議長の「チョッパースキャンダル」はその後、他の議員にも広がり、ビショップ議長は保守連合政権にとって厄介な荷物になり始め、ビショップ氏は議長職を辞任し、平議員に下りた。その後継候補として5人の議員の名が挙がっていたが、在任中は中立公正を貫くという議長職の慣行を破ったビショップ氏には批判が集まっていたが、5人の候補のうち、「中立公正を守る」と言明したのはトニー・スミス議員と長老議員のフィリップ・ラドック議員だけだった。また、前回、ビショップ氏を名指して選んだアボット首相は今回選出に介入することを禁じられた。

 スミス新議長は穏やかな人柄で労働党や無所属諸派議員からも尊敬を受けており、ビル・ショーテン労働党党首も、新議長歓迎の発言で、議院が政策の審議に集中できるよう期待していると述べている。スミス議員は議員になる前はピーター・コステロ元保守連合財相職員を務めていた。2001年にVIC州ケーシー選挙区で下院に当選、ジョン・ハワード保守連合連邦政権当時は首相政務次官を務めた。

 党議員会議ではラドック議員は立候補せず、VIC州のラッセル・ブロードベント、SA州のアンドリュー・サウスコット、QLD州のロス・バスタ各議員との競争になったが、最終的にブロードベント議員の22票に対して51票を獲得して新議長に決まった。スミス新議長は、「議長は日常的な政党活動に対して独立し、中立公正であるだけでなく、中立公正と見られなければならない」と語った。
■ソース
Tony Smith elected new Speaker of the House of Representatives

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