与党議員団、同性結婚自由投票否決

首相超保守議員がリベラル抑える

 8月11日の自由党議員団の「同性結婚法案自由投票」問題は、自由党内の超保守派とトニー・アボット首相がリベラル議員を抑え、自由投票案を否決した。労働党は自由投票を決めているため、労働党内保守議員が法案に反対投票することが考えられ、また国民党は社会観では保守的な議員が多いことから、法案成立は難しくなる。しかし、ブロンウィン・ビショップ議員の「チョッパーゲート」で、アボット氏の対応がまずかったという不満が自由党内にわだかまっており、2015年2月のようなアボット保守連合リーダーのリーダーシップ問題が再燃する可能性を挙げるコメンテータも多い。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 5時間半にわたる会議で議員の約3分の2が、婚姻を男女両性のみの結びつきとする保守連合の見解を支持した。その会議の最後にアボット首相が、「このような問題は党議拘束を外して自由投票にするのが普通だが、同性結婚の場合は、ジョン・ハワード政権で婚姻法を修正したため、自由投票にはできない」と発言し、リベラルな議員を驚かせたと報道されている。

 しかし、何人かの上級大臣が、「国民投票で有権者の意見を聞くべきだ」と発言し、ジュリー・ビショップ外相、マルコム・タンブル通信相などは、アボット首相の会議運営を批判した。

 会議後の記者会見で、アボット首相は、「保守連合は、次期選挙までに最終的な態度を決める」と発言している。
■ソース
Tony Abbott brings on same-sex marriage debate, Coalition MPs reject free vote on issue

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