アボット、アベツが「漏洩」批判と通達

その通達もまた漏洩される内閣の状態

 トニー・アボット連邦首相は、閣僚に宛てて、「政府方針に反する意見をメディアに語ったり、会議の内容をメディアに漏洩することがあってはならない。した者は結果を覚悟すること」なる通達を配ったことがメディアで報道された。エリック・アベツ大臣は、「漏洩する者は意気地なしだ」とメディアに語った。しかし、どちらも効果がなく、政府方針に反する意見をメディアに語る者はいなくなったが、相変わらず漏洩が続いている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 8月19日に漏洩された電子メール文書は、「閣議の議題について質問された場合に答える内容」が示されており、最近漏洩された保守連合議員会議について質問された場合、「政府内閣は非常に順調に機能していると答えるべし」とされている。

 首相の「鉄の結束」を訴える通達そのものが、同性結婚問題、同問題の内部議論の扱いと閣議議題などで内閣と保守連合内で分裂があったという情報が漏洩されたことを受けている。しかし、通達後も漏洩が続いており、今回は閣僚間に配布された日常的な通達事項が漏洩された。この通達は、労働党を攻撃すること、鉱山開発に対する環境派の提訴を制限する法案の宣伝などが盛り込まれている。また、内閣については、「非常に順調」と答えることなどが盛り込まれていた。また、閣議の議題について質問されれば、「閣議の内容についてはノーコメント」と答えること、また、「ラッド、ギラード労働党政府と比べればわが政府は非常に順調に機能している」と答えることも指示されている。

 ビル・ショーテン労働党首が、「閣僚が、内閣は非常に順調に機能していると答えろという文書をすぐさま漏洩する内閣が順調に機能していると確言できるのか?」と質問したのに対して、アボット首相は、「首相を2度も後から刺した人物に内閣団結を説教される筋合いはない」と答えている。

 接戦区ギルモア選挙区代表のアン・スドマリス平議員は、「閣僚は接戦区選挙民を踏みにじり、自分たちの意見を公開する贅沢を楽しんでいる。政府与党は団結しなければならない」と発言した。
■ソース
Cabinet leaks continue with release of email documenting Government talking points, responses

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