「フェアファクスとABCが政府転覆を」

ダットン移民相、ABC番組で語る

 ダットン移民相がABCラジオ放送の早朝番組「AM」に出演し、「フェアファクス・メディアとABCがトニー・アボット保守連合政権を倒そうとしている」と発言した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ダットン大臣は、「現在、フェアファクスでは政府を転覆しようとする大きな動きがある。トニー・アボットが何をしようと、フェアファクスは批判するだけだ。また、一部のジャーナリストは自分たちの責任を踏み外しており、ABC放送がフェアファクスを支援している。メディアは政治に直接関わらず、客観的なニュース報道に専念すべきだ」と語った。

 しかし、ABC放送(電子版)は、ダットン大臣の発言を、ジュリア・ギラード労働党連邦首相がニューズ・リミテッドの政治的報道に苦情を言っていたのとそっくりで、スティーブン・コンロイ通信相(当時)が、「ルパート・マードックのメディアが政権を交代させようと図っている」と批判している。

 また、アボット内閣は閣議内容がもっぱらフェアファクスのジャーナリストに漏洩されており、「漏洩するな」という首相からの通達が漏洩されることもあり、政府内閣内の不和を見せつけている。また、与党保守連合議員も常時政府の動きに対する不満をABC放送に打ち明けるというありさまになっている。アボット首相、エリック・アベツ、ダットン両大臣らが、「漏洩を容認しない。漏洩閣僚を罷免せよ」などの強硬な発言を続けているが、それも効果がない。

 最新の事件は、ジョー・ホッキー財相の不人気に加えて、ホッキー氏が「共和制運動」支持を明らかにしたことで、閣僚内から「ホッキー罷免を」という声が挙がっていることが漏洩されたことで、アーサー・シノディノス自由党上院議員が、「漏洩閣僚を罷免せよ」と首相に迫っている。
■ソース
Fairfax and ABC trying to topple Abbott Government, Peter Dutton says

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