「難民500人に住宅開放」とTAS首相

労働党も働きかけ、州政府が宣言

 シリアなど中東の戦乱地からの難民がヨーロッパ諸国に移動しており、ヨーロッパでは「難民危機」の対策に追われている。また、オーストラリア国内ではマイク・ベアードNSW州首相が、「連邦政府は難民救済措置を強化すべきだ。連邦政府と話し合うつもりだ」と発言したのに続いてTAS州首相が、「州は500人の難民を受け入れる用意がある」と発言、9月6日にはトニー・アボット連邦首相が、「シリア難民枠を増やすが、それ以外の難民枠は変えない」と発言した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 TAS州自由党政権のウィル・ホジマン州首相は、アボット連邦首相と話し合った後、「TAS州は難民に門戸を開く。500人を受け入れる用意がある」と語った。この500人は、新設の「セーフ・ヘイブン・エンタープライズ・ビザ」取得の難民を意味しており、このビザでTAS州に5年間居住すれば他のビザを申請することができる。ホジマン州首相は、「この措置は、TAS州政府が州の人口を引き上げることと、世界的な悲惨事に対して人道的な措置を取ることの双方に努力を傾けていることを示すものだ」と語った。

 さらに、「この措置で州財政などにどれだけの負担増が生まれるかを理解しなければならないし、連邦政府と協議して進めたい。基本的には難民を受け入れるが、細部についてはこれから前向きに対応していくということだ」と語っている。

 また、上記ビザでは、最低3年半の期間仕事か勉学に従事すること、また福祉給付は1年半に限られることなどが条件として課せられる。

 州議会野党労働党のブライアン・グリーン党首は、「難民500人受け入れはほんの手始めと考えたい」と発言している。
■ソース
Tasmanian Premier declares ‘door’s open’ to refugees, offers 500 extra places

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