今年中に再び保守連合リーダー争い

WAキャニング補欠選挙で票減らせば

 2月に起きた「自由党党首争い」を、「みんなの意見に耳を傾けるようにする」と約束して乗り切ったトニー・アボット連邦首相だが、与党保守連合内部には指導部に対する不満が高まっており、奇しくも党首争いをリードしたドン・ロンドル議員の死去に伴うWA州キャニング選挙区補欠選挙が再びアボット氏の命運を決めるものになる可能性がある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、ABC放送が密かに接触した8閣僚のうち、6人が、「キャニング補欠選挙結果にかかわらず、今年中に再びリーダー争いがある」と予想している。また、1閣僚は、「今回はアボット氏も逃れられない」とさえ言い切っている。

 2つの世論調査で、キャニング選挙区の政党支持率は、2013年選挙時の保守連合支持率62%が現在は52%、労働党支持率38%が48%に上昇している。ある閣僚は、「キャニング選挙区ではアボット氏を首相の座にとどめるために選挙費用100万ドルを使った。労働党は選挙費用を使っていないのにこのざまだ。2月にアボット首相は、半年の猶予をくれと言った。すでに半年以上が過ぎたが、その間に状況はますます悪化しただけだ」と語っている。

 議会は9月14日から再開されるが、ある自由党議員は、「保守連合議員は下院も上院もリーダー争いで持ちきりだ」と証言している。
■ソース
Tony Abbott likely to face Liberal leadership spill regardless of result of Canning by-election

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