タンブル首相、5か国訪問の外遊に

海外のリーダー20人と会談の予定

 マルコム・タンブル連邦首相は多忙な外遊スケジュールに沿って11月12日からインドネシアのジャカルタに飛んだ。今後、13日にはドイツのベルリン、15-16日にはトルコのアンタルヤ、18-19日はフィリピンのマニラ、21-22日はマレーシアのクアラ・ルンプールと東西を飛び回る予定。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この5か国外遊で少なくとも各国各界のリーダー20人と会談する予定になっており、タンブル新首相を紹介し、あるいはタンブル政権の外交方針を紹介することになる。特にインドネシアとはスシロ・バンバン・ユドヨノ前大統領とトニー・アボット前豪首相の時期に様々な食い違いが起きていただけに、今回、タンブル首相が真っ先にジョコ・ウィドド新インドネシア大統領を大統領宮のイスタナ・メレデカに訪問することは両国の関係を好転させ、緊密な関係を回復することを最優先させている意図とみられる。

 オーストラリアは、インドネシアとは年間120億ドルの貿易があり、それをさらに拡大したいと願っており、さらには二国間貿易協定にこぎ着けたいと希望している。また、ドイツでは、アンゲラ・メルケル連邦首相がG20サミットの前にタンブル首相と会談を望んでおり、ヨーロッパにおける工業の推進力の一つであるドイツとの関係を強化するとみられている。

 その後はトルコの観光リゾート、アンタルヤで開かれるG20サミットに出席し、ついで、マニラで開かれる21人の経済界リーダーを集めるAPECに出席し、太平洋周辺諸国代表者と顔を合わせる。今年は、周辺各国が領土権を主張している南シナ海の諸島に中国が構造物を建築したことで緊張が高まるものとみられている。

 タンブル首相は外遊の締めくくりとしてマレーシアの首都で開かれる東アジアサミットに出席し、「ASEANコミュニティ」発足に立ち会うことになっている。

 その後は地中海のマルタで開かれる英連邦諸国の会合、CHOGM出席のため再びオーストラリアを留守にする。
■ソース
Malcolm Turnbull embarks on five-nation tour, meeting 20 world leaders

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