連邦首相交代で自由党議席確保

首相補佐大臣がVIC州勢力占う

 VIC州自由党は、トニー・アボット前連邦首相が州の自由党にとって有害だったが、マルコム・タンブル氏が首相の座を引き継いだことで州内の自由党支持率が好転すると見ている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 アラン・タッジ首相補佐大臣は、「連邦首相交代でVIC州内の伯仲区で自由党支持が確保された。現在労働党が占めている3選挙区についても自由党が獲得することがありえる。伯仲区で守りの態勢を続けるのではなく、積極的に労働党の地盤を奪う攻勢に出るべきだと思う」と語っている。

 タッジ大臣は、「タンブル政権成立で、ジェーソン・ウッドのラ・トローブ、セーラ・ヘンダーソンのコランガマイト、マイケル・スカーのディーキン各選挙区が確保された。また、労働党地盤は、ロブ・ミッチェルのマキューン、アンナ・バークのチザム、アラン・グリフィンのブルース各選挙区が自由党の手に入る見込みが出てきた」と語っている。

 政治評論家のミシェル・グラタン氏は、「選挙民は、タンブル新首相が政策で困難な局面をどのように乗り切っていくかを見守っている」と分析しており、10月初めには自由党VIC支部長のマイケル・クローガー氏は、「自由党支持は好転しているが、コランガマイトはまだ不安だ」と語っていた。しかし、現在ではタッジ大臣が、「コランガマイトを手に入れることも難しくない」と発言するところまで変化している。

 また、グリフィン議員の政界引退が迫っていること。バーク議員も議長でなくなった今はまったく目立たないことなども自由党に有利に働くと分析している。

 タッジ大臣は、「タンブル氏の前向きの姿勢が大きく影響している。また、失業率が6.3%から現在では5.6%と全国平均を下回るようになったことも大きい」と分析している。
■ソース
Alan Tudge ‘confident’ leadership switch to Malcolm Turnbull will help Liberals hold Victorian seats

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