世界各地で気候変動対策要求行動

オーストラリアでも各地でデモ集会

 11月29日、パリで開かれる国連の気候変動問題会議を控えて、世界120か国を超える国の600ほどの市町でより強力な気候変動対策を要求する団体や市民が参加して集会とデモが開催された。オーストラリアでも各州都や農村部の町で何千人もの人々が参加して集会やデモ行進が開催された。

 シドニーでは、ドメインで集会が開かれ、その後オペラハウスに向かった。この行動には医師や消防士、宗教家なども参加し、科学者が「環境破壊が決定的になる、産業革命前から摂氏2度の上昇」を避けるよう政府の強力な気候変動対策を要求した。現在、既に産業革命前から摂氏1度上昇している。

 キャンベラでは議事堂前庭に5,000人ほどが集まり、旧議事堂前のアボリジニ・テント大使館まで行進した。テント大使館ではアボリジニ長老らが参加者をテントのある広場に迎え入れた。

 ホバートのTAS州議会前芝生にも1,000人ほどが集まり、パリの同時多発襲撃事件の犠牲者を悼んで1分間の黙祷を行った後、各団体などの演説が続き、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を呼びかけた。政党政治家は集会に招かれなかった。

 SA州アデレードではトレンス・パレードに6,000人ほどが集まった。SA州政府は、「アデレードを世界初の炭素ニュートラル都市にする」と発表している。

 パリ会議は12月11日に終わるが、潘基文国連事務総長は、会議で実りある結論が出されることには自信があるが、各国首脳は妥協することをためらってはならないとして、「この世界には完全な合意というものはあり得ない。世界の指導者が中間的な位置で互いに同意するよう呼びかける」と語っている。
■ソース
Australians join global rallies for climate change action ahead of Paris talks

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る