NSW労働党書記長、遂に辞任する

セクハラの訴えで否認のまま四面楚歌

 1月14日、NSW州労働党のジェミー・クレメンツ書記長が辞任した。同書記長には党事務局の女性職員からセクシャル・ハラスメントの訴えが出ていた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 クレメンツ書記長は、2015年6月にステファニー・ジョーンズさんを壁に押しつけ、キスしようとしたとの訴えが出されており、ジョーンズさんからは、同書記長に対するAVOの申請が出されていたが、交渉の結果、13日に申請が取り消されていた。

 14日朝にもクレメンツ書記長は、ABC放送に対して、「辞任するつもりはない」と語っていたが、リンダ・バーニー州議会議員ら有力者は、「クレメンツ書記長の留任はありえない」と発言するなど、四面楚歌の状態で、ビル・ショーテン党連邦党首、ルーク・フォーリー党州党首、マーク・レノン議長らと協議した結果、辞任を発表した。

 クレメンツ氏は、メディアで報道されたセクシャル・ハラスメントの事実を否定しており、「何らの不正行為もしていないが、党と家族のために辞任を決意した。この容疑は警察が徹底的な捜査を行い、それとは別に第三者による事実蓋然性調査も行われたが、どちらも私が不正行為をしたということを実証することはできなかった」として、さらに、「党や家族には困難かつ心理的にダメージの大きい法廷での争いを避けるため、辞任に同意した。この辞任の決心は私が罪を認めることを意味しない」と声明で述べている。

 クレメンツ氏は、辞任の代償として100万ドルを要求したともいわれているが、ABCは、現段階では詳細は分からないとしている。
■ソース
NSW ALP boss Jamie Clements resigns amid pressure over sexual harassment claims

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