移民省の勲章経費、国防省超える

「国境警備部軍隊化の象徴」と野党

 移民省が同省職員に与える勲章の経費が130万ドルを超え、国防省の勲章類の経費を上回っていることが伝えられている。野党労働党は、移民省所管機関の国境警備部の軍隊化を象徴する政府の方針として警戒を強めている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 連邦政府の入札文書によると、政府はメルボルンの企業と向こう3年間で132万ドルの契約を結んでおり、公開入札の手続きを取った後に契約を取り交わしたことになっているが、AusTenderウエブサイトに掲載されている類似契約にはもっと安いところがいくつもある。例えば、移民省が過去に半年間の勲章製造契約を交わしていたロイヤル・オーストラリアン・ミントの場合、わずかに$48,000だった。また、国防省でさえ、2015年には8件の契約で$300,000だった。

 また、通常、勲章などの支出額がもっとも大きいのは連邦総督秘書官事務室で、2015年の支出額は220万ドルだったが、連邦総督はオーストラリア勲章を初め様々な勲章、記章類を授与するのが役目の一つだから当然である。また、オーストラリア連邦警察の勲章などの支出額は2015年にはわずかに23,000だった。また、産業改革科学省は$136,000だった。

 労働党の政府冗長経費監視スポークスマン、パット・コンロイ議員は、「勲章類経費増は同省の軍隊化を示すもの」と批判を強めており、「これを保守連合政府のフォーチチュード作戦の失策を合わせて考えた場合、政府が同省をどのようにしようとしているのかがよく分かる」と述べている。
■ソース
Immigration spends more than Defence on medals for its staff

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