ブロンウィン・ビショップに厳しい風当たり

NSW自由党連邦議員公認選始まる

 1月19日、今年の連邦議会総選挙を控えて、NSW州自由党の公認選が始まった。何人かの古参議員も出馬すると見られているが、人によってその党内評価が大きく分かれており、党政治献金募集のイベントに$5,000の公費を使ってヘリコプターで乗りつけて、「チョッパーゲート」と呼ばれるスキャンダルに発展、結局議長の座を降りなければならなくなったブロンウィン・ビショップ議員への風当たりが強くなっていると伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ビショップ議員はシドニー湾北岸の保守安定地盤マケラー選挙区選出だが、ジェフ・ケネット元VIC州首相は、「チョッパーゲートの後では彼女は引退すべきだろう」と発言している。また、ワリンガー選挙区ではトニー・アボット前連邦首相、ベロウラ選挙区では議会最古参のフィリップ・ラドック議員らが公認選に立つと見られている。しかし、党内には、「自由党は若返りと改革が必要なのに、NSW支部が足を引っ張っている」と語っている。

 ジョン・ヒューソン元自由党党首も、ビショップ再出馬を批判しており、「棺桶に入るまで居座るつもりか。彼女は自分が何かまずいことをしたとは露ほども思っていないし、まったく信用を失ったことに気づいてもいないようだ。彼女は、もっともできの悪い大臣、もっともえこひいきの強い議長としてオーストラリア政治史に残るだろう。活気にあふれた新生政権と思われたいなら新しく活気にあふれた人々を立候補させなければならない」と語っている。

 党内には、「ビショップ氏も勝つ自信がなければ名乗りを挙げることはしないだろう」という声もあるが、一方では、かつての保守派閥仲間のように、「彼女の支持率は危うい。少なくとも5人は公認選に名乗りを挙げてくるだろう」と予測する者もいる。また、ケネット氏は、ラドック氏について、「まだ、政界で貢献できる。年齢だけで考えることはできない」と語っており、アボット氏については側近が、「来月に発表する」としている。
■ソース
Bronwyn Bishop faces criticism over Liberal preselection bid; Tony Abbott and Philip Ruddock may also nominate

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