SA州首相、同性結婚英人に謝罪

パートナー死亡証明書に未婚と記載

 SA州のジェイ・ウェザリル州首相が、「州当局がイギリス男性の死亡証明書に男性の同性結婚を認めず、未婚と記載したことについて、男性の家族に謝罪したい」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 イギリス人のデビッド・バルマー=リッツィ(32)さんは、夫のマルコさんとハネムーンでオーストラリア旅行中にアデレードで事故死した。2人は2015年にイギリスで結婚しているが、SA州法では同性結婚を認めていないため、イギリスの法律に基づく婚姻も認められず、死亡証明書には「未婚」と記載された。

 葬儀の書類でこれを知ったマルコさんは、「では、婚姻欄を空欄にしてもらえないか」とかけあったが、「コンピュータのソフトウエアで既婚か未婚を選ぶようなっている」と断られた。マルコさんは、「後で電子メールで苦情を申し立てたが、既婚か未婚しか選べず、SA州が同性結婚を認めないことも確かだった」と語っている。

 ウェザリル州首相は、ABCのインタビューに答え、バルマー=リッツィさんの家族に謝罪したい。個人の性的傾向に対するいわれない差別が痛みと苦しみを与えることが続いている」と語った。

 マルコさんの婚姻がSA州法で認められなかったため、それ以後も様々な手続きの度に困難を受けたとして、デビッドさんの直近の家族と認められなかったことから、葬儀の手続きにはすべてデビッドさんの父親の承認が必要だった。「ギフトの仲がうまくいっていなければ自分には何の権利も認められないことになっただろう」と語っている。

 ウェザリル州首相は、「昨年、調査報告を受け、何百という州法に、同性愛者、女性を差別する条項が含まれていることが指摘された。昨年にはすでにそういった法律の改正案を上程したが、今後年末までにすべての法律の改正案を出す」と語った。
■ソース
SA Premier to apologise after David Bulmer-Rizzi’s same-sex marriage not recognised on death certificate

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