ラドック議員、今期を最後に引退

政界42年、ハワード時代に大臣も

 ジョン・ハワード政権時代に大臣を務めたこともある連邦議会最古参のフィリップ・ラドック自由党議員が今期を最後に政界を引退すると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月8日、引退発表の直前にオーストラリア初の国連人権特使任命が発表されている。今後、自由党はラドック議員が占めていたシドニー郊外ベロウラ選挙区の後継候補者選びが始まることになる。

 ジュリー・ビショップ外相は、「ラドック氏の役割として、オーストラリアを国連人権理事会理事国候補として推進していくことになる」と語っているが、ラドック氏は後進に道を譲るよう圧力がかかっていたとも報道されている。

 また、ベロウラ選挙区次期自由党候補として、元メンジーズ研究センター所長のジュリアン・リーサー氏の名前が挙がっているが、8日の引退発表時にはラドック氏はリーサー氏の支持をいわず、「党は、公認選で最高の候補者を選ぶべきだ。必ず最高の候補者を選ぶべきだ」と語っている。

 ラドック氏は、法務長官、先住民族問題相、移民相などを務め、対テロ法、家族法の改定に大きな功績があったとされている。また、死刑制度にも反対を貫き、議会合同外務委員会人権小委員会の委員長を務めたこともある。

 ビショップ外相は、「ラドック氏はオーストラリア初の人権特使として、グッド・ガバナンス、表現の自由、性の平等、先住民族権利、全国人権機関などの前進に尽力し、人権理事会の2018年から20年までの理事国候補としてオーストラリアへの支持をまとめることになる」と語っている。
■ソース
Philip Ruddock to retire from politics after 42-year career

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