タンブル政権、内閣改造発表

スキャンダルなどで閣僚辞任続き

 2月13日、マルコム・タンブル保守連合政権は、2015年9月15日に就任して以来2度目の新内閣となった。昨年12月に香港でのスキャンダルでジェミー・ブリッグズ都市計画相が辞任して以来、辞任、引退が続き、税制改革と大臣規律引き締めのプレッシャーが日増しに重くなっていた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 今回の改造内閣には新しく女性1人を含む3人が閣僚入りしており、女性大臣は6人になる。トニー・アボット前連邦首相が女性問題相を兼ねながら閣僚に女性が少ないことが批判の対象になっていた。

 同政権は、ブリッグズ大臣辞任以後、ウォレン・トラス副首相、アンドリュー・ロブ貿易相に加えて、スチュアート・ロバート福祉事業相が個人資格と公務を混同した立場で中国を訪問し、議会で追及されていた。また、マル・ブラフ自治相も過去の議長日誌違法コピー事件に関わった容疑を受けており、大臣職を停職していたが、2月13日に大臣辞任を明らかにした。

 新閣僚には、フィオーナ・ナッシュ国民党議員が同副党首と郡部保健地域通信地域開発大臣を兼任する。ダレン・チェスターVIC州国民党下院議員はインフラストラクチャ運輸担当大臣に就任、スティーブ・チオボQLD州自由党議員は貿易相に就任する。

 バーナビー・ジョイス新国民党党首は、農業水利担当相、マシアス・コーマン議員は予算相の他、ブラフ大臣停職以来兼任していた自治相をそのまま継続する。スコット・ライアン上院議員は職業教育技能担当相に、アラン・タッジ議員は福祉事業相、ダン・ティーハン議員は防衛資材調達復員兵問題担当相に就任する。

 ブラフ議員は、以前として違法行為を否定しているが、連邦警察の捜査が終わるまで大臣席を空白にしておくことは不適切と考え、辞任を決めたと語っている。
■ソース
Cabinet reshuffle: Malcolm Turnbull announces new frontbench as Mal Brough resigns

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