NSW州労働党代議員総会開幕

「イジメの風土根絶」に行動規範

 2月13日、シドニー・タウン・ホールで年次NSW州労働党代議員総会が開かれ、党組織にはびこるイジメと嫌がらせの風土を浄化するため、「行動規範」を採用することを決定した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 約850人の代議員が党政策、運動戦略、党改革などを討議した。特に党内の職場風土や女性への対応などを批判する内部報告書がいくつも出された後とあり、いくつかの改革案が採択された。

 労働党NSW州支部は、ジェミー・クレメンツ前NSW州支部書記長に対して前労働党候補で現党職員のステファニー・ジョーンズからハラスメントの訴えが出たため、今年1月にクレメンツ書記長は辞職した。

 決議投票に先立ってマーク・レノン支部議長が演壇に立ち、労働党にとっては困難な時期だが、今年の連邦総選挙で労働党が政権を取り戻すためには現在の党改革をやりおおせなければならない」として、「激論をいやがらせや威嚇などに堕させてはならない。それはオーストラリア労働党ではない。今回、党行動規範案を決議にかけるのもそのためだ」と語った。また、女性として初めて書記長代行の席に座ったカイラ・マーネーン氏も、代議員に向けて、党改革を進めていくことを呼びかけた。

 代議員総会は、2027年までに党の選任ポストの50%を女性が占めることという動議を採択した。また、党組織で昇進していく女性のために指導プログラムや党職員訓練を党組織外で行うことなどが決められた。

 また、党内各派閥の間で改革に向けての合意があったが、左派から、改革を加速するため中央委員会の人数を減らすこと、また改革進捗状況を審議するため、2016年12月にも総会を開くことという動議が提出されたが、激論の後、党過半数を占める右派の勢力で動議は否決された。
■ソース
NSW Labor conference: Delegates vote to adopt bullying “code of conduct”

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