QLDの十代青年、旅券取り消し

シリアから帰国寸前に知らされる

 QLD州出身のオリバー・ブリッジマンさん(19)は、シリアから帰国する寸前に豪政府が旅券を取り消したことを知らされた。ブリッジマンさんは、シリアで人道支援活動をしていた、戦闘には加わっていないと語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 トゥーンバのブリッジマンさんの家族、弁護士らは、話題になることもメディアで報道されることも避け、連邦当局にもできるかぎりの協力をしてきた、また本人もシリアで人道支援活動をしていた。旅券を取り消されるようなことは何一つしていないと語っている。

 ブリッジマンさんは、2015年3月にインドネシアでの海外支援活動を装って出国、そのまま戦乱のシリアに渡り、内戦の被害を受けている人々を支援してきたとしている。また、本人の最近のフェースブックでも、「Live Updates from Syria」と呼ばれる団体で人道支援活動している姿を映し、「豪政府が何を言い、何をしようと、自分がシリア国民のために人道活動をしていることは知っているはずだ」と投稿している。また、6月には、シリアの内外で、どんなグループとも戦闘行動に加わっていないと述べている。また、「シリアでの自分の唯一の活動は、農村部などで人々に医療用品、食料、生活必需品を配ることだ」と述べている。

 また、「Live Updates from Syria」のフェースブックの公式声明で、「団体のボランティア、オリバー・ブリッジマンの旅券をオーストラリア政府が取り消したことは非常に残念なことだ。西洋諸国政府がムスリムと非ムスリムをまったく差別待遇していることは明らかだ」と述べている。

 ブリスベンのアレックス・ジョーンズ弁護士は、「連邦政府は旅券を取り消しておきながら、私にも依頼人の家族にも依頼人がどのような犯罪行為をしたのかをまったく明らかにしようとしていない。異様なことだ。家族は当局を信頼できない」と発表している。

 この問題について、ジュリー・ビショップ外相はこれまでの公式方針を繰り返している。また、ジョーンズ弁護士は2月29日にも旅券取り消し無効請求の訴えを起こすと語っている。
■ソース
Qld teen was on his way home from Syria when passport was cancelled

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る