2016年選挙:前首相の選挙区ワリンガーに対立候補名乗り

元オーストラリアン・アイドルでホスト役のTVプレゼンター

 TV番組「Australian Idol」でホスト役を務めたTVプレゼンターのジェームズ・マティスン氏(38)が、「今回の連邦総選挙で、トニー・アボット前連邦首相に対抗してワリンガー選挙区から連邦選挙に立候補する」と発表した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 フレンチズ・フォレスト在住のマティスン氏は、ワリンガー選挙区で無所属候補として立ち、ソーシャル・メディアを利用して若年者層の票を集め、アボット元首相の再選を阻止すると語っている。

 ジェームズ・マティスン氏は、先日にはライトレール線路敷設工事でANZAC記念のモートン・ベイ・フィグ・トゥリー並木が伐採された際には大勢の市民と共に現場で抗議行動を行い、警察に排除されている。

 ただし、アボット元連邦首相はワリンガー選出議員として22年の経歴があり、現在もかなりの得票率を保っている。マティスン氏がアボット元首相を破るのは簡単ではない。

 マティスン氏がワリンガー選挙区から立候補の報に、タスマニア州選出のジャッキ・ランビー無所属上院議員が直ちにTodayショーで、「無所属が好きだ。頑張れ、ジェームズ。アボットと同じ水着を着て、アボットを焦らせてやればいい」と発言している。

 マティスン氏自身、ニューズ・コープ・オーストラリアのインタビューに答えて、「2週間前にアボット氏が選挙運動を立ち上げるのを見て、対抗して出る気になった。アボット氏はたくさんの公約を破った。彼の言葉を額面通り受け取ることはできない。また、同性結婚、難民、気候変動などに対するアボット氏の態度は、この選挙区の人々の同情心やいたわりの心とは相容れない。また、現在の政治のあり方に政治離れ、あるいはアウトサイダーの気分になっている若者に訴えるつもりだ。選挙費用は、クラウドファンディングでまかない、政策綱領はビデオ・メッセージでオンラインで発表していく」と発言している。
■ソース
Election 2016: Australian Idol host James Mathison to challenge Tony Abbott in Warringah

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