対イスラム国クルド人部隊に参加の元豪国防軍兵士戦死

元同僚、ソーシャル・メディアに「穏やかでいい男だった」

 シリアのクルド人戦闘部隊がソーシャルメディアを通じて発表したところによると、先週、元オーストラリア国防軍兵士のジェームズ・ブライトさんがクルド人戦闘部隊の「人民防衛隊、YPG」に加わってイスラム国との戦闘中に死亡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ABC放送では、この事実関係の裏は取れなかったとしている。

 ブライトさんは、2015年1月にイラクとの国境を越えてシリアに入り、ロジャバと呼ばれる地域のYPGに加わっていた。元同僚は、「ブライトはイスラム国の行為を許せないと考えると同時に政府がどこも行動を起こそうとしないと感じていた」と語っている。さらに、「彼は、クルド人の土地で独立と自由を獲得しようとするクルド人の戦いを支援していた」と語っている。

 ABC放送の調べによると、ブライトさんは、豪国防軍に入り、1989年にシドニーの「School of Military Engineering」で訓練を受け、陸軍工兵としてパースに配属された。その後、退役し、オーストラリアを出る前は塗装工として働いていた。

 クルド人の土地に入ってからはクルド人との結びつきを深め、クルド人の言葉も話せるようになっていた。ブライトさんの友人は、「クルド人はブライトらの態度を評価していた。なぜなら、私達が彼らのやり方をまねようとし、彼らに私達のやり方をやらせようとはしなかったからだ」と語っている。

 クルド人戦闘部隊に投じ、イスラム国と戦って戦死したオーストラリア人はこれで3人目になる。一方、外務省は、「ブライト氏の生死は確認できていない。オーストラリア人が海外に脱出して戦闘部隊に投じることはオーストラリアの法律に違反した行為だ。彼らがオーストラリアの権限の及ぶ範囲に帰ってくれば法的措置を受けるだろう」と語っている。(Ratei)
■ソース
Jamie Bright: Australian killed fighting Islamic State in Syria a ‘gentle bloke’, friend says

http://www.abc.net.au/news/2016-05-30/australian-jamie-bright-killed-fighting-is-a-’gentle-bloke’/7459534

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